静けさに触れ、世界がそっと深まる。

キャンプの知恵と、確かな道具をそばに。

目に見えない空気の変化を知る――キャンプや登山に持ち歩く温湿度計

湿度温度計 05-道具を選ぶ
朝露の残る山の朝。小さな温湿度計が、目には見えない空気の変化を数字で知らせてくれる。

キャンプ場に着いたときは暖かかったのに、日が沈むと急に空気が冷たくなる。

翌朝、テントの内側には水滴がつき、寝袋や道具もしっとりと湿っている。キャンプをしていると、そんな朝を迎えることがあります。

登山でも同じです。

歩いている間は暑いくらいだったのに、立ち止まった途端に汗で濡れた服が冷たく感じられる。少し標高が上がっただけでも、風や雲の様子とともに、空気の感触が変わることがあります。

暑い。寒い。湿っている。

私たちは、そうした変化を身体で感じています。しかし、その変化を数字で見ることができれば、これまでとは少し違った気づきがあるのではないか。

そう思い、キャンプや登山へ持っていける温湿度計を探してみました。

屋外へ持ち出すなら、小さくて丈夫なものがいい

自宅で使っている温湿度計なら、少しくらい大きくても困りません。棚や机の上に置いたまま、数字を確認できれば十分です。

けれど、キャンプや登山となると話は変わります。

荷物はなるべく増やしたくない。雨や朝露に濡れることもある。テントの中だけでなく、外の空気も測ってみたい。

高精度であっても、大きくて重ければ、そのうち持っていかなくなるでしょう。小型でも水に弱ければ、屋外では置き場所に気を使います。

必要なのは、持ち歩くことを負担に感じない小ささと、少しくらい天候が崩れても使える丈夫さでした。

さらに、温度と湿度の変化をスマートフォンへ記録できれば、夜から朝までの移り変わりも後から確認できます。

屋外用の温湿度計には、測定精度だけでなく、携帯性、防水性、記録のしやすさも必要なのだと思います。

数字が分かると、行動を少し早められる

温湿度計があるからといって、自然の変化をすべて予測できるわけではありません。

ただ、感覚だけだったものに数字が加わると、行動を起こすきっかけになります。

日没後、思ったより早く気温が下がっていれば、防寒着を出す。湿度が上がり始めていれば、テントの換気を見直す。朝の気温が上がってきたら、暑くなる前に撤収を始める。

テントの結露は、外気との温度差や湿度、換気の状態などが重なって起こります。その仕組みについては、キャンプ初心者向け|キャンプでテントが結露する理由で詳しく整理しています。

登山でも、休憩中に気温が下がっていることが分かれば、身体が冷える前に一枚羽織る判断ができます。

温湿度計が教えてくれるのは、何をすべきかという答えではありません。

「少し空気が変わってきた」と気づかせてくれる。その小さな気づきが、キャンプや登山では意外に役立つのだと思います。

一方で、数字は置き場所によって変わります。

直射日光の下では本体が熱を持ちます。身体やリュックに密着させれば、体温や汗の影響を受けます。地面の近くや焚き火のそばでも、周囲の空気とは違う数字になるでしょう。

測るときは、日差しや熱源を避け、身体から少し離れた風通しのよい場所を選ぶ必要があります。

温度と湿度から見えてくること

空気の変化は、数字だけで決まるものではありません。

それでも、気温と湿度の動きを見ていると、次に起こりそうなことを考える手がかりになります。

温湿度の変化起こりやすいことそのときに考えたいこと
日没後に気温が下がる身体が冷えやすくなる早めに防寒着を着る
気温が低く湿度が高いテントや寝具が結露しやすい換気を見直す
気温と湿度がともに高い蒸し暑く、汗をかきやすい水分補給と休憩を増やす
夜間に湿度が上がる夜露で道具が湿りやすい濡らしたくない物を収納する
朝に気温が上がり始めるテント内が暑くなる換気や撤収を早める
移動中に気温が下がる標高や天候が変化している服装と周囲の様子を確認する

もちろん、同じ気温と湿度でも、風や日差し、標高、服装、体調によって感じ方は違います。

数字を信じ切るのではなく、空を見て、風を感じ、自分の身体にも問いかける。そのうえで温湿度の記録を見るくらいが、ちょうどよい付き合い方でしょう。

小さなSwitchBot防水温湿度計

今回、私が選んだのはSwitchBotの防水温湿度計です。

箱から取り出してみると、想像していた以上に小さいものでした。これならキャンプ道具の中へ加えても邪魔にならず、登山のリュックにも取り付けられます。

小さな本体には、スイス製の高精度温湿度センサーが搭載されています。4秒ごとに温度と湿度を測定し、温度は0.1℃単位、湿度は1%単位で変化を確認できます。

防水・防塵性能はIP65。雨や水しぶきに耐えられるため、屋外へ持ち出しやすい仕様です。ただし、水中へ沈めても大丈夫という完全防水ではありません。

本体には液晶画面がなく、測定した数値はBluetoothで接続したスマートフォンから確認します。

画面がないことを不便に感じる人もいるでしょう。反対に、表示部分がないぶん本体は小さく、現在の数値だけでなく、時間による変化をグラフで見られる利点があります。

一目で数字を確認したいのか。それとも、小ささと記録を重視するのか。

ここは、使い方によって好みが分かれるところだと思います。

SwitchBot防水温湿度計の詳しい仕様や価格は、以下の商品ページで確認できます。

【SwitchBot防水温湿度計の商品リンク】


まとめ

キャンプや登山では、空気の変化を身体で感じることが基本です。

けれど、その感覚に温度と湿度の数字が加わると、今まで見えなかった変化が少しだけ見えるようになります。

防寒着を出す。テントを換気する。濡らしたくない道具を片づける。

温湿度計は、その行動を決めてくれるものではありません。ただ、「そろそろ考えた方がよい」と教えてくれる小さなきっかけにはなります。

SwitchBot防水温湿度計は、高精度なセンサーを備えながら、小型で防水・防塵にも対応しています。

大げさな装備を増やすことなく、目に見えない空気の変化を知る。

キャンプや登山へ持っていく道具として、この小ささはちょうどよいと思いました。

気温が変われば、夜を快適に過ごすための寝具も変わります。シュラフを考えるときは、寝袋は温度変化で選ぶ|WAQダウンスリーピングバッグが作る静かな夜も参考にしてください。

\ 最新情報をチェック /

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました